- 枯れてしまった枝を切ってみる
- 元気そうな木から樹液のようなものが……
- 葉の色も少し気になる
- 思い切って摘果してみる
- 葉の色が気になったので追肥も
- カミキリムシの被害は、その後も注意が必要
- レモンの木を見ていると、いろいろなことが分かってくる
以前の記事で、我が家のレモンの木がカミキリムシの被害を受けたことを書きました。
そのときは幹に穴を見つけ、ノズルの付いた薬剤を使って対処しました。
その後も気になって、ときどきレモンの木を見るようにしていました。
すると今度は、一部の枝が枯れていることに気付きました。
さらに、元気そうに見える別のレモンの木からは、蜜のようなものが垂れています。
「カミキリムシの被害は、まだ続いているのかな?」
そんなことを考えながら、今回はその後のレモンの木の様子を観察し、私なりに手入れをしてみました。
前回のカミキリムシ被害についてはこちらの記事に書いています。
【前回の記事はこちら】
枯れてしまった枝を切ってみる
まず気になったのは、一部の枝が白っぽくなり、枯れていたことです。
葉の付いている枝と比べると明らかに元気がなく、枝先の状態もよくありません。
以前カミキリムシが入ったことが分かったときにも、枯れてしまった枝を切り落としました。
その枝の近くの枝が白くなっていました。さらにカミキリムシの被害が広がらないようにその枝も切り落とすことにしました。
木の内部まで被害が及んでいた場合、外から見ただけでは分からないこともあります。
今回の枝枯れがカミキリムシだけによるものなのか、ほかにも原因があるのかは、私にははっきり分かりません。
ただ、以前にカミキリムシの被害があったことを考えると、しばらくは注意して観察していこうと思います。

元気そうな木から樹液のようなものが……
もう一つ気になったのが、こちらのレモンの木です。

幹から樹液のようなものが垂れていました。
こちらは実がたくさん付いていて、見た目には元気そうです。
ところが、幹を見るとペタペタした樹液のようなものが垂れていました。
「これは何だろう?」
最初に見たときは、カミキリムシとの関係も疑いました。
ただ、よく見ても木くずが出ているわけではありません。
そこで、幹だけでなく葉や枝も確認しました。
葉や枝に小さな虫が付いていないか、葉の裏に変化がないかなども見てみました。
こういうとき、すぐに原因を決めつけないことも大切なのかなと思っています。
樹液のようなものが出る原因はいくつか考えられますし、今回の状態だけでは私には判断できません。
しばらく様子を見ながら、変化がないか確認していくことにしました。
葉の色も少し気になる
さらに葉をよく見ると、少し気になるところがありました。
濃い緑色ではなく、全体的に黄緑色っぽくなっている葉があります。
中には縮れたようになっている葉もありました。
葉の色が変わった原因も一つとは限りません。
害虫によるものかもしれませんし、肥料や水分、暑さなど、いろいろなことが関係している可能性があります。
我が家のレモンは、今年かなり実が付いています。
実がたくさん付くとうれしいのですが、その分、木にも負担がかかっているのではないかと思いました。
以前、柿でも実が多く付きすぎたときに摘果をしたことがあります。
「実がたくさん付いているから、全部残したい」
と思ってしまいますが、木を元気に保つためには、実の数を調整することも必要なのだと少しずつ分かってきました。

思い切って摘果してみる
そこで今回は、レモンの実も少し摘果しました。
特に、実が集中して付いているところや、小さな実を中心に取りました。
せっかく付いた実を取るのは、やっぱり少しもったいない気がします。
でも、木が弱ってしまっては元も子もありません。
全部を残すのではなく、今年しっかり育てる実をある程度選ぶことも、果樹を育てるうえでは大切なのだと思います。
摘果したことで、少し木の負担が軽くなってくれればと思っています。
葉の色が気になったので追肥も
葉の色も気になったため、かんきつ用の肥料を追肥しました。
肥料を与えればすぐに葉が濃い緑色になる、というものではありません。
そのため、今回も追肥をしたあとの変化をしばらく見ていくつもりです。
暑い日が続いているので、水やりも気を付けています。
果樹を育てていると、肥料を与えるタイミングや水の量など、毎回迷うことがあります。
教科書通りにやっているつもりでも、実際の木の状態は一つ一つ違います。
結局は、木を見ながら考えるしかないのかもしれません。
カミキリムシの被害は、その後も注意が必要
以前カミキリムシが入ったレモンでは、幹の穴を見つけて対処しました。
でも、一度対処したからといって、それで終わりとは思っていません。
カミキリムシの幼虫は木の内部に入るため、外からは分からない部分もあります。
そのため今後は、
-
幹に新しい穴がないか
-
根元に木くずが落ちていないか
-
急に枯れる枝が出ていないか
-
葉の状態に変化がないか
などを、時々確認していこうと思います。
以前なら、木の根元に落ちている木くずを見ても、何なのか分からなかったと思います。
でも、一度被害を経験すると、
「これはもしかして……」
と気付けるようになります。
実際に育てて、失敗したり困ったりすることで覚えていくことも多いものです。
レモンの木を見ていると、いろいろなことが分かってくる
今回、レモンの木を改めて観察してみて感じたのは、元気そうに見える木でも、よく見るといろいろな変化があるということです。
枝が枯れている。
幹から何かが垂れている。
葉の色がいつもと違う。
実がたくさん付きすぎている。
一つ一つは小さな変化ですが、こうしたことに気付くことが大切なのだと思います。
特に果樹は、野菜のように毎年植え替えるものではありません。
何年も育てていく木だからこそ、できるだけ元気な状態を保ちたいと思っています。
今回のレモンについても、まだ「これが原因だった」と分かったわけではありません。
枝を切り、実を少し減らし、肥料を与えました。
あとは、これから木がどう変化するのかを見ていきます。
葉の色が戻ってくれるのか。
新しい芽が出てくるのか。
またカミキリムシの被害が見つかるのか。
それとも、何事もなかったように元気になってくれるのか。
しばらく観察して、また変化があれば記録したいと思います。
果樹栽培は、毎回思い通りになるわけではありません。
「これは何だろう?」
と思って調べたり、実際に手入れをしてみたり、その後の変化を見たり。
そうやって少しずつ分かることが増えていくのも、畑仕事の面白さなのかもしれません。
カミキリムシの被害を経験したレモンの木。
これからも元気に育って、たくさんのレモンを実らせてくれることを願いながら、様子を見ていきたいと思います。