- 芽が出た長芋は食べられる?ジャガイモとは違うの?
- 芽が出た長芋を食べる前に確認したいこと
- 芽が出た長芋はどうやって処理する?
- 芽がたくさん出ていたら、食べるだけでなく育ててみる
- 長芋の再生栽培には深めのプランターがおすすめ
- 長芋を保存するときは新聞紙で包む
- 食べきれない長芋は冷凍保存という方法も
- まとめ|芽が出た長芋は、状態を確認してから上手に活用
長芋をしばらく保存していたら、いつの間にか芽が出ていて「もう食べられないのかな?」と不安になったことはありませんか。
私も新聞紙に包んで大切に保存していた長芋から芽が伸びてきて、「ジャガイモみたいに毒があるのでは?」と気になりました。

調べてみると、長芋はジャガイモとは違い、芽が出たからといってソラニンなどの毒素を心配する野菜ではありません。
長芋の芽は春先などに自然に伸びてくることがあります。
ただし、芽が出た長芋なら何でも食べられるというわけではありません。
芽が出ることで長芋の中の養分が使われますし、長期間保存していると、乾燥したり傷んだりすることもあります。
芽が出た長芋は食べられる?ジャガイモとは違うの?
結論からいうと、長芋は芽が出たことだけを理由に捨てる必要はありません。
ジャガイモでは、芽や芽の付け根などに天然毒素であるソラニンやチャコニンが多く含まれることが知られています。農林水産省も、芽が出たジャガイモは芽やその周辺を十分に取り除くよう注意を呼びかけています。
一方、長芋はジャガイモとは別の植物なので、芽が出たからといって同じように考える必要はありません。
実際、長芋は春先になると発芽することがあり、芽が出た長芋でも中身の状態がよければ食用にできるとされています。
ただ、芽がどんどん伸びている場合は、長芋の中に蓄えられていた養分が芽の成長に使われていきます。
「芽が出た=食べられない」ではありませんが、できるだけ早めに状態を確認して食べるほうがよさそうです。
芽が出た長芋を食べる前に確認したいこと
芽が出ていることよりも、私が気をつけたいと思うのは長芋そのものが傷んでいないかということです。
長く保存していた長芋を食べるときは、まず表面や硬さ、臭いなどを確認します。
全体がブヨブヨしていないか
長芋は本来、しっかりとした硬さがあります。
ところが、保存状態が悪かったり長期間保存していたりすると、柔らかくなってくることがあります。
変な臭いがしないか
長芋から酸っぱいような臭いや、普段とは違う強い臭いがする場合も注意が必要です。
切った中身を確認する
皮をむいたり切ったりして、中の状態も確認します。
長芋は空気に触れることで変色することがあります。
そのため、切った断面が少し変色しているからといって、すぐに腐っていると判断する必要はありません。
一方で、内部までドロドロになっていたり、明らかに腐敗しているような状態だったりする場合は、食べないほうが安心です。
芽が出た長芋はどうやって処理する?
食べることにした場合は、芽の部分を取り除いてから調理します。
芽が小さいうちなら、それほど大きく削る必要はありません。
芽の付け根を包丁などで取り除き、周囲の状態も確認します。
長芋そのものに問題がなければ、その後は普段通り調理できます。
我が家ではとろろや炒め物、味噌汁などに使っています。
芽がたくさん出ていたら、食べるだけでなく育ててみる
長芋に芽がたくさん出て、「これはもう食べるより育てたほうが面白そう」と思ったら、再生栽培を楽しむ方法もあります。
私は数年前、肥料にするつもりだった野菜くずの長芋から芽が出ているのを見つけ、プランターに植えてみたことがあります。
すると、思っていた以上によく育ち、秋には収穫まで楽しむことができました。
そのときの様子はこちらからどうぞ
その後、このプランターでは特別に栽培しているつもりがないのに、数年にわたって長芋が繰り返し育っています。
「一度植えたら終わり」という感覚ではなく、思いがけず翌年も芽が出てくるところに、家庭菜園ならではの面白さを感じています。
長芋の再生栽培には深めのプランターがおすすめ
長芋は地中に伸びていくので、再生栽培をするなら深さのあるプランターが向いています。
私が育てた経験からも、ある程度深さのある容器と水はけのよい土を用意しておくと育てやすいと思います。
長芋を保存するときは新聞紙で包む
今回、私が保存していた長芋も新聞紙に包んでいました。
長芋は新聞紙に包んで冷暗所などで保存できますが、それでも時間が経つと芽が出てくることがあります。
芽が出たからといって慌てて捨てず、まずは長芋の状態を確認することが大切だと思います。
食べきれない長芋は冷凍保存という方法も
長芋を一度に食べきれない場合は、冷凍保存する方法もあります。
すりおろして冷凍しておけば、とろろとして使いたいときに便利です。
まとめ|芽が出た長芋は、状態を確認してから上手に活用
長芋は、保存していると芽が出ることがあります。
ジャガイモの芽に含まれるソラニンやチャコニンとは違い、長芋の芽が出たことだけを理由に捨てる必要はありません。
ただし、芽が出ている長芋は、芽の成長に養分が使われているため、食感や風味が落ちていることがあります。
食べる前には、
- 長芋全体がブヨブヨしていないか
- 普段と違う臭いがしないか
- 切った中身がドロドロになっていないか
などを確認して、状態が悪いものは無理に食べないことが大切です。
一方、長芋そのものの状態がよければ、芽の部分を取り除いて料理に使うことができます。
そして、芽がたくさん出てしまった長芋は、捨てるのではなく再生栽培に挑戦してみるのも家庭菜園ならではの楽しみです。
「芽が出てしまったから失敗」ではなく、「せっかくだから育ててみよう」と考えると、保存中の長芋も少し違って見えてきます。
芽が出た長芋を見つけたら、まずは状態を確認して、食べるか、育てるか、その長芋に合った方法で楽しんでみたいと思います。