ヤングコーンは間引きではなく、立派な収穫
畑のトウモロコシが大きくなってくると、主軸に2本目、3本目の小さな実が付き始めます。
トウモロコシは基本的に「1株につき一番上の大きな1本」を本命として育てるため、下についている小さな実は大きくなる前に収穫します。
これがヤングコーンです。
ヤングコーンを収穫することで、
・本命のトウモロコシに栄養が集中する
・旬の生ヤングコーンが味わえる
という一石二鳥の楽しみがあります。
私も毎年この時期になると、「今年もヤングコーンの季節が来たな」と少しうれしくなります。

無農薬栽培のトウモロコシは虫との戦い
我が家のトウモロコシは無農薬栽培です。
そのため、毎年どうしても虫の被害があります。
せっかく大きく育っても、先端を虫に食べられてしまうことも珍しくありません。
種代は300円ほど。
「せめて3本以上は収穫したい」
そんな気持ちで毎年育てています。
もちろん、大きなトウモロコシを収穫するのが一番の目標ですが、その前に楽しめるヤングコーンの存在はありがたいものです。
「本番前のお楽しみ」があると思うと、虫との戦いも少し気が楽になります。
生のヤングコーンは畑で育てている人の特権かもしれない
これまでヤングコーンといえば、中華料理屋さんの炒め物で食べるくらいでした。
スーパーでも水煮のヤングコーンは見かけますが、生のヤングコーンはほとんど売っていません。
畑で育てているからこそ味わえる、季節限定の贅沢です。
収穫したてのヤングコーンは皮をむくと、とてもみずみずしくて新鮮そのもの。
「これが本来のヤングコーンなんだ」
と初めて食べた時は感動しました。

ひげまで食べられると知ってびっくり
調理方法を調べてみると、多くのレシピで
「ひげも一緒に食べられる」
と紹介されていました。
最初は半信半疑でしたが、せっかくなので試してみることにしました。
今回はヤングコーンを縦半分に切り、ひげを付けたまま塩をふってオリーブオイルで焼いてみました。
焦げ目が付くまでじっくり焼くと、香ばしい香りが広がります。
食べてみると、コリコリした食感。
普段食べる甘いトウモロコシとはまったく別物で、ついつい手が伸びてしまう美味しさでした。
そして驚いたのが、ひげ。
オリーブオイルと塩の味がよく染み込み、シャキシャキした食感でとても美味しかったのです。
「ひげは捨てるもの」
と思っていましたが、今では一緒に食べるのが当たり前になりました。
ヤングコーンの簡単焼きレシピ
【材料】
・ヤングコーン 5~6本
・オリーブオイル 適量
・塩 少々
【作り方】
①皮をむき、ひげはそのまま残す
②縦半分に切る
③オリーブオイルをかける
④塩をふる
⑤フライパンで焦げ目がつくまで焼く
これだけで、旬の美味しさが味わえます。

この感動を無人販売のお客さんにも届けたくなった
「この美味しさを、お客さんにも知ってもらいたい」
そう思い、無人販売でもヤングコーンを並べてみることにしました。
普段は手書きのポップにこだわっている私ですが、今回はヤングコーンの説明や料理方法も紹介したかったので、ChatGPTに相談してポップを作ってもらいました。
「ひげも食べられます」
「ヤングコーンの料理法」
そんな簡単な説明を添えて、6本100円で販売。
すると、予想以上に好評で、無事に売れていきました。
お客さんの中には
「どうやって食べるの?」
と聞いてくださる方もいて、会話のきっかけにもなりました。
ただ並べるだけでなく、食べ方を伝えることで野菜の魅力も一緒に届けられるのだと感じました。

畑をやっているからこそ味わえる旬の楽しみ
トウモロコシの本番はまだこれから。
虫に負けず、今年も3本以上収穫できることを願っています。
でも、その前に楽しめるヤングコーンもまた、畑をやっている人だけの特権かもしれません。
スーパーではなかなか出会えない生のヤングコーン。
ひげまで美味しく食べられる旬の味を楽しめるのも、自分で育てているからこその贅沢です。
今年の夏も、本命のトウモロコシの収穫を楽しみにしながら、ひと足早い季節の味を満喫したいと思います。
水菜のつぼみを食べてみた話はこちらからどうぞ