以前収穫した長芋から思わぬ発見
以前に同じプランターの中から2年連続で育ってきた長芋の記事を書きました。
その後、収穫した長芋を新聞紙に包み、大切に保存していました。
そろそろ料理に使おうと思い取り出してみたところ、思わずびっくり。
なんと長芋から伸びた芽が新聞紙を突き破り、外へ飛び出していたのです。
「こんなに伸びるの!?」
と思わず声が出てしまいました。

慌てて一緒に保存していた長芋も確認してみると、案の定というか期待通りというか、全部で5本の長芋から元気な芽が出ていました。

その様子を見ているうちに、料理にする予定だったことなどすっかり忘れてしまいました。
「せっかく芽が出たのだから植えてみよう」
そう思い、今年も種芋として育てることにしました。
もちろん芽が出ていない部分は、美味しくいただく予定です。
長芋の種芋を作ってみる
長芋は芽が出たものをそのまま植えることもできますが、調べてみると適切な大きさに切り分けることで効率よく種芋として利用できるそうです。
まずは芽が出ている頭の部分を5〜10cmほどに切り分けました。
昨年までは詳しく知らなかったのですが、種芋づくりで特に大切なのが切り口の乾燥だそうです。
切ったばかりの状態で植えると、傷口から菌が入り腐ってしまうことがあります。
そこで風通しの良い日陰で数日間乾燥させました。
触ってみると、乾燥前と乾燥後では切り口の状態がかなり違います。
しっかり乾燥してから植えることで腐敗を防げるとのことなので、今年はこの方法で挑戦してみます。
折れてしまった長芋も植えてみることに
昨年の収穫では苦い経験がありました。
我が家の畑は少し土が硬めです。
夫が長芋を掘ってくれたのですが、
「どこまで続いているのか分からない」
と言いながら深く深く掘り進めることになりました。
それでも途中で何本も折れてしまい、収穫後は夫婦そろってぐったり。
長芋を掘るのは想像以上に大変でした。
その時に折れてしまった長芋の一部も保存してありました。
「これも芽が出るかな?」
と半分実験のような気持ちで植えてみることにしました。
さらに昨年JAで購入して栽培した「ねばり芋」も一部を種芋用として保存してあったので、こちらも一緒に植え付けました。
秋にはどんな違いが出るのか楽しみです。
今年は波板栽培に挑戦
昨年の収穫で苦労したこともあり、今年は以前から気になっていた波板栽培に挑戦することにしました。
波板栽培とは、土の中に斜めに波板を埋め、その上で長芋を育てる方法です。
長芋は波板に沿って伸びるため、深く潜りすぎず収穫がしやすくなるそうです。
家庭菜園では定番の方法として紹介されているのを見かけます。
波板栽培の準備
準備したものは次の通りです。
- 種芋
- プラスチックの波板
- 堆肥
- 肥料
- 野菜用の土
まず畑に溝を掘ります。
その中へ波板を15〜20度ほどの角度で斜めに設置しました。
このとき重要なのが、長芋を植える側を高くすることです。
波板の向きを間違えると、長芋が思うように育たなくなってしまいます。
波板を設置したら、その上へ柔らかい土を戻していきます。

実際にやってみた感想
実際に作業してみると、思った以上に大変でした。
まず波板を埋めるための溝掘りがなかなかの重労働です。
さらに角度を確認しながら設置するので意外と時間もかかります。
作業中は
「本当にこれで楽になるのかな」
と思うこともありました。
それでも昨年の収穫を思い出すと、
「あの深掘りに比べたら今の方が楽かもしれない」
と思えてきます。
夫婦で作業しながら、
「こんな栽培方法を考えた人はすごいね」
と話していました。
秋の収穫でどれだけ効果があるのか楽しみです。
プランターでは3年連続で長芋が自生
畑で波板栽培に挑戦する一方で、プランターでも面白いことが起きています。
実は一昨年も、昨年も、そして今年も、植えていないのに長芋が勝手に生えてきているのです。
最初は不思議で仕方ありませんでした。
そういえば以前、ツルや葉が枯れてくる頃に小さな粒のようなものがたくさん付いていたことを思い出しました。
調べてみると、それは「ムカゴ」と呼ばれるものだそうです。
どうやらそのムカゴが土の中に残り、毎年芽を出しているようです。
しかもムカゴは食べられるとのこと。
今まで何も知らずに捨ててしまっていました。
塩ゆでや炊き込みご飯にすると美味しいそうなので、今年はぜひ食べてみたいと思っています。
3年目となる今年の長芋は、今までより葉も大きくツルも元気そうです。
プランターの中でどれくらい育っているのか、こちらも収穫が楽しみです。

まとめ|今年の秋は収穫が楽になるのか楽しみ
今回は、保存していた長芋から芽が出たことをきっかけに始まった種芋づくりと、波板栽培への挑戦についてご紹介しました。
昨年は収穫で苦労しましたが、その経験があったからこそ新しい栽培方法にも挑戦できました。
芽が出た長芋の生命力には本当に驚かされます。
折れてしまった長芋、JAで購入したねばり芋、そして3年連続で自生しているプランターの長芋。
今年はさまざまな長芋を育てることになりました。
秋の収穫では、
- 波板栽培は本当に楽だったのか
- プランターの長芋はどこまで育ったのか
- ねばり芋との違いはあるのか
なども報告できればと思います。
長芋栽培は毎年新しい発見があります。
今年も楽しみながら観察を続けていきたいと思います。