キタアカリと男爵イモを植えてみた
2026年3月10日、じゃがいもの植え付けをしました。
じゃがいもの植え付け時期は地域によって少し違います。
東海地方では、春植えの場合2月下旬〜3月中旬ごろが目安です。
あまり遅く植えると梅雨に入ってしまい、収穫時期に雨が多くなることもあります。
2年連続植え付け時期が遅すぎる失敗を繰り返し、今年の植え付けは、ちょうど標準的な時期にできました。
今回植えたのは
- ホームセンターで購入した男爵イモの種いも
- 前の年に食べきれず芽が出てしまったキタアカリ
せっかくなので植え方も少し変えてみました。
- 芽を上に向けて植える(通常植え)
- 芽を下に向けて植える(逆さ植え)
逆さ植えは、芽が土の中で方向転換することで根張りが良くなるという説もあり、家庭菜園では試している人もいます。
植え付け後、私は水をたっぷりまいてしまいました。
そのため「種いもが腐ってしまうのでは」と少し心配していました。
しかし4月7日に畑を確認すると、すべての種いもから芽が出ていました。
まずは無事に発芽してくれて安心しました。
4月7日の生育状況
芽の大きさを見てみると、少し違いがありました。
特に大きく感じたのは
キタアカリの上向き植えのグループ
でした。

もともと植えた時点で芽がしっかりでていたせいか、芽も葉も全体的に大きく、勢いがある印象です。
一方で男爵イモも順調に発芽していますが、よく観察してみると芽の本数が多い株が目立ちました。

じゃがいもは芽かきが大切
じゃがいもは、1つの種いもから何本も芽が出ます。
そのまま育てると栄養が分散してしまうため、途中で芽かき(芽を間引く作業)をします。
一般的な目安はこちらです。
- 2本残す → 大きめのいもができやすい
- 3本残す → 数が多くなりやすい
- そのまま → 小さいいもが多くなる
今回は2本残す方法で芽かきをしました。
芽かきをするために一つずつよく見ていくと、
男爵イモの逆さ植えグループは芽の数が多い株が多いことに気づきました。
中には7本も芽が出ている株もありました。
写真はその男爵イモの株です。

じゃがいもの生命力の強さを感じます。
葉が大きいと収穫量は多い?
キタアカリの上向き植えは、今のところ葉が大きく元気そうに見えます。
ただ、これまでの経験から言うと、
葉や茎が大きい=収穫量が多い
とは必ずしも言えません。
葉が元気な株は
- 光合成量が多い
- 芋を太らせる力は強い
というメリットがあります。
つまり、健康な株ほど芋は育ちやすいと言えます。
しかし注意点もあります。
葉が大きくなりすぎる場合は
- 肥料が多すぎる
- 窒素過多
という可能性があります。
その場合は葉ばかり育って芋が太らないという「つるぼけ」の状態になることもあります。
キタアカリと男爵イモの特徴とは
ここでキタアカリと男爵イモの違いを整理してみます。
キタアカリ
・芽が出やすく生育が早い
・ホクホクして甘みが強い
・比較的家庭菜園向き
男爵イモ
・昔からある定番品種
・ホクホク感が強い
・やや病気に弱いと言われることもある
今回の畑ではどのような違いが出るのか楽しみです。
収穫してみないとわからないのが楽しい
今回の観察では
- 芽の勢いはキタアカリがやや強い印象
- 芽の数は男爵イモが多い
という違いが見られました。
ただ、じゃがいもは土の中で育つ野菜です。
実際にどれだけ芋ができているかは、掘ってみないとわかりません。
それがイモ類の楽しみでもあります。
写真の芽が7本出ていた男爵イモは
芽かきをして2本に整理しました。
これから土寄せや追肥をしながら、収穫まで育てていく予定です。
キタアカリと男爵イモ、どちらが育てやすいのか。
収穫の結果も含めて、今後も経過を見守っていきたいと思います。
じゃがいもは掘るまで収穫量がわからない野菜です。
同じ畑でも品種によって収穫量や芋の大きさが違うこともあります。
今回のキタアカリと男爵イモの比較も、収穫までしっかり観察して記録として残していきたいと思います。
芽が出ていた里芋の栽培の記事はこちらからどうぞ