豊作だった柑橘は「時間との戦い」
今年は不知火といよかんがとても豊作でした。たくさん収穫できるのは嬉しいことですが、柑橘は保存できる期間に限りがあり、収穫後は「時間との戦い」になります。
特に3月に入ると状態が急に変わってきます。不知火は皮がどんどん固くなり、むきにくくなってしまいます。一方で、いよかんは逆に傷みやすくなり、腐り始めるものも出てきます。
そこで、友だちや親せきに配ったり、無人販売で販売したりして、できるだけ早く消費してもらうようにしました。
無人販売では工夫もしてみました。
たとえば、
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不知火やいよかんを5個200円のセットにする
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ブロッコリーの脇芽のおまけとして付ける
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ブロッコリーの脇芽にしらぬいのおまけをつけて
など、手に取ってもらいやすい形で販売してみました。
その結果、商品になりそうなものはほとんど売り切ることができました。
皮が固くなった不知火の対処法を探す
とはいえ、家にはまだ少し不知火が残っています。問題は、3月になると皮が固くなってしまうことです。
インターネットで調べると、「電子レンジで少し温めると皮がむきやすくなる」という情報を見つけました。
さっそく試してみましたが、私の場合はあまり変化を感じませんでした。多少むきやすくなる気もしますが、劇的に改善するというほどではありませんでした。
そこで「別の食べ方はないだろうか」と考えていました。
ショッピングモールで見つけたヒント
先日、近くのショッピングモールに出かけたときのことです。
生しぼりジュースのお店を見ていると、デコポンのジュースが売られていました。
「これだ」と思いました。
不知火はデコポンと同じ系統の柑橘です。ジュースにすれば、皮の固さは関係ありません。
家で絞ってみたら驚くほどおいしい
さっそく家に帰って、レモンしぼりを使って不知火を絞ってみました。

すると、これがとてもおいしいのです。
不知火はもともと甘味と酸味のバランスが良い柑橘ですが、ジュースにするとその味がさらに濃厚に感じられます。市販のジュースとは違い、果実そのままのしっかりした味のジュースになりました。
家族にも飲んでもらうと、とても好評でした。
電子レンジで温めた不知火でも試してみた
ついでに、電子レンジで温めた不知火でもジュースを作ってみました。
ところがこちらは、なぜかあまりおいしくありませんでした。温めたことで味が変わったのか、それともたまたま個体差だったのかは分かりません。
やはり、普通の状態の不知火をそのまま絞るのが一番おいしいようです。
収穫したものを無駄にしない楽しさ
こうして、皮が固くなってしまった不知火も、おいしくいただく方法を見つけることができました。
畑で作物を育てていると、どうしても「余ってしまう」「売り切れない」ということがあります。そんなときでも、少し工夫すると新しい食べ方が見つかることがあります。
収穫したものをできるだけ無駄にしないこと。
そして、いろいろな食べ方を試してみること。
それもまた、家庭菜園や果樹栽培の楽しさの一つだと感じています。
今年の豊作の柑橘も、最後までおいしくいただこうと思います。
柑橘は収穫後の保存や食べ方を少し工夫するだけで、最後までおいしく楽しむことができると感じました。
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