30cm超えのさつまいもを食べてみた
昨年収穫したさつまいもの中に、長さ30cmを超えるものがありました。
実はそれ以上のものもあったのですが、
あまりの大きさに驚き、写真を撮るのを忘れてしまいました。今思えば少し悔やまれます。


大きく育ったさつまいもは、どうしても
身割れしやすくなります。形も少しいびつで、市販の整ったものとは違います。でも手に持つとずっしりと重く、たくましさを感じます。

収穫は10月と思い込んでいたけれど
私は長い間、「さつまいもの収穫は10月頃」と思い込んでいました。
けれど昨年は猛暑。夏の高温が続いた影響か、例年よりも生育が早く、
想像以上に肥大していました。
天候によって成長スピードは変わります。
カレンダーだけで判断せず、試し掘りを
しながら様子を見ることの大切さを実感
しました。今年は固定観念にとらわれず、慎重に見極めたいと思います。
さつまいもは1か月以上の追熟が必要だった
昨年初めて知ったのが、「さつまいもは収穫してすぐより、1か月以上追熟させたほうが甘くなる」ということです。
保存中にデンプンが糖に変わり、甘味が増していきます。
実際に食べ比べると、その差は歴然
でした。
ただし、保存は簡単ではありません。
さつまいもは寒さにも弱く、暖かすぎても傷みます。温度管理が難しく、皮のあたりに黒ずみが増えてくると「そろそろ限界かな」と感じます。
シャトルシェフで低温蒸しに挑戦
限界が近いので食べきろうと思い、30cmのさつまいもをシャトルシェフで低温蒸しにしました。
高温で一気に加熱するより、じっくり火を入れたほうが甘くなると言われています。
出来上がったさつまいもは、驚くほど甘く、ねっとりと蜜のようでした。
「ここまで熟すと、本当に甘い。」
改めて、追熟と加熱方法の大切さを実感しました。
大きなさつまいもは売れない?無人販売の結果
とても大きなさつまいもは敬遠されるのではないか。
そう思いながら恐る恐る無人販売に出しました。
ところが、12月まではとてもよく売れました。
お客さんに調理方法を聞くと、
焼き芋や蒸し芋が多いものの、
・お正月に鍋いっぱいの栗きんとんを作る
・餅つきのときに茹でたさつまいもを入れて「さつまいも餅」にする
という声もありました。
大きいからこそ、たくさん使える。
大きいからこそ、家族で楽しめる。
そう教えてもらえた気がしました。
今年は収穫時期を見極めたい
猛暑の年に育った巨大さつまいも。
自然の影響を受けながらも、しっかり甘くなり、お正月の食卓に役立っていたことを思うと、とても嬉しくなります。
今年は天候をよく観察し、収穫時期を慎重に見極めたいと思います。
そしてまた大きなさつまいもができたら、今度こそ忘れずに写真を撮ろうと思います。