昨年の柿は、実はそれなりに付いていたのですが、ヘタを残したままほとんど落ちてしまうという残念な結果になりました。

せっかく実がついても次々と落ちてしまうので、
「なぜこんなに落ちるのだろう?」と気になり調べてみました。
すると、**柿の実がヘタを残したまま落果する原因の一つに「カキノヘタムシ」**があることを知りました。
農薬は散布していたのですが、どうやら十分ではなかったようです。
そこで今年は、この時期にできる対策を調べて実際にやってみることにしました。
同じように柿のヘタ虫による落果で悩んでいる方の参考になればうれしいです。
ヘタを残して落ちる柿の実の原因
柿の実がヘタを残して落ちる場合、原因の一つとしてよく言われるのが
カキノヘタムシ です。
カキノヘタムシは蛾の幼虫で、柿のヘタの部分から実の中に入り込みます。
幼虫がヘタの付け根を食べてしまうと、水分や養分の通り道が断たれてしまい、柿の木はその実を育てることができなくなります。
その結果、**ヘタを残したまま実が落ちる「落果」**が起こるそうです。
昨年の柿の様子を思い返してみると、まさにこの状態だったように思います。
害虫が潜む柿の粗皮(そひ)
柿の木をよく見ると、幹や枝にはゴツゴツとした**古い樹皮(粗皮)**があります。
この粗皮のすき間は、カキノヘタムシなどの害虫にとって格好の隠れ場所になるそうです。
害虫はこのような場所で越冬し、春から活動を始めます。
そこで冬の間にこの粗皮を取り除くことで、害虫の数を減らす対策ができると知りました。
今回は、この**粗皮取り(皮削り)**を行うことにしました。
柿の皮削り(粗皮取り)を実際にやってみた
粗皮取りは、ブラシやヘラなどで手作業で行う方法もあるそうですが、柿の木の数があるとかなり大変そうです。
そこで今回は、動画で紹介されていた高圧洗浄機を使う方法を試してみました。
高圧洗浄機で水を当てると、古くなった樹皮が少しずつはがれていきます。
ただ、思っていたより作業は大変で、1本仕上げるのに数時間かかる重労働でした。
それでも、粗皮のすき間がきれいになっていくのを見ると、害虫の隠れ場所が減っているようで少し安心します。

(写真:粗皮を取り除いた後の木)

(写真:まだ取り除いていない木)
見比べてみると、木の表面の状態がかなり違うことが分かります。
来年は柿の落果が減ることを期待
昨年はほとんどの実が落ちてしまい、収穫はごくわずかでした。
柿の栽培は自然相手なので思うようにいかないことも多いですが、こうして原因を調べて対策をしていくのも大切だと感じています。
今回の粗皮取りで、少しでも害虫の数が減り、来年は柿の実がしっかり育ってくれることを期待しています。
同じように柿の落果で悩んでいる方の参考になればうれしいです。
まとめ|柿の落果対策として粗皮取りを実施
柿の実がヘタを残して落ちる場合、カキノヘタムシなどの害虫が原因のことがあります。
その対策の一つとして、柿の木の粗皮取りを行いました。
作業は時間も体力も必要でしたが、害虫の越冬場所を減らすためには大切な作業だと感じました。
来年は柿がたくさん実ってくれることを楽しみにしています。
柿の剪定の記事はこちらから
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